安全性をしっかり考慮した上で、道路が整備されるここ日本。しかし、ひとたび外に目を向けると、「安全第一」が世界標準ではないことがよーくわかります。今回ご紹介するのは、通行するだけで寿命が縮まりそうな車道の数々。超スリリングな体験をしてみたい方にだけ、オススメします。
ユンガスの道(ボリビア)
ボリビアの首都ラパスと、北東部のユンガス地方を結ぶのが、長さ80kmに及ぶこちらの山岳道路。崖の上につくられた未舗装の道路は、車1台分ほどの幅で、ガードレールもなし! 毎年300名ほどが犠牲になっていましたが、2006年に新たな国道がほかに作られてからは、交通量がぐっと減りました。今は観光客向けに、マウンテンバイクで下り坂を疾走するアクティビティが人気になっています。
ステルヴィオ峠(イタリア)
イタリアとスイスとの国境近くにある標高2757mのステルヴィオ峠は、ドライバーやサイクリストに人気のスポットです。60ものヘアピンカーブが続く峠道は、ガードレールがないので(!)見晴らし抜群。アルプス山脈の絶景を気軽に楽しめるとあって、ヨーロッパ各地からたくさんの人が訪れます。ぜひレンタカーを借りて、ドライブを満喫してください。
キナウルの谷(インド)
インド北部、ヒマーチャル・プラデーシュ州にあるキナウルの谷は、リンゴの名産地として有名。山の斜面に果樹園が広がる風景がとても美しい地域ですが、こちらの国道は、「世界でもっとも危険な道路」のひとつとしても知られています。断崖絶壁を削ってできた道路と、眼下に流れる川との高低差は100m以上!落ちたらひとたまりもありません。
国梁トンネル道(中国)
機械を使わず、人力のみで掘削して、約1200mの道路を作ってしまった!? 中国中央部、河南省の郭亮(かくりょう)村は、人口300人ほどの小さな村。断崖絶壁の上に集落があるため、陸の孤島状態でしたが、今から40年以上前に村人が交代でコツコツ掘り進めて5年後に完成させました。映画のロケ地になって以降、人気スポットとなり、多くの観光客が訪れています。
フェアリー・メドウズへの道路(パキスタン)
世界第9位の高さを誇るナンガ・パルバット(標高8125m)へのトレッキングの拠点となるのが、フェアリー・メドウズと呼ばれるキャンプ場。手入れが行き届き、ツーリストに人気の場所ですが……。ここに向かうときに通るのが、ジープ1台分ほどの幅しかない、砂利だらけの道路。もちろんガードレールはありません。地元のドライバーであっても、この区間はゆっくり進むことを心がけているとか。
出典:TripAvisor Gallery
2年前に日本名瀑百選に入っている「丸神の滝」に車で
行きました。
途中車1台しか通れない山道に入った時、対向車が来たら・・・
怖かったです。
500m位走ったと思います。帰路も同じ思いでした。
2度と行きたくない心境になりました。
皆様もこのようなスリルなことはありませんか。
♫哀愁のコルドバ クロード・チアリ