春といえばやっぱりお花見ですね!みなさん、今年のお花見の予定はもう計画しましたか?1. 六義園(東京)
今回ご紹介するのは、そんなお花見にオススメな“しだれ桜”のスポットです。普段見る桜とは違い、はんなりとしたしなやかで美しい姿が見られますよ。
2. 角館 武家屋敷通り(秋田)
3. 卯辰山400年の森(石川)
4. 本山 本満寺(京都)
5. 大宇陀の又兵衛桜(奈良)
6. 日中線記念自転車歩行者道(福島)
7. 氷室神社(奈良)
8. 平安神宮(京都)
9. 合戦場(福島)
10. 造幣局(大阪)
1. 六義園(東京)
まず初めにご紹介する日本全国のしだれ桜のスポットは、東京都文京区の「六義園(りくぎえん)」です。
JR駒込駅より徒歩2分程度の場所にあります。
こちらでは、六義園のシンボルでもある大きなしだれ桜を楽しめます。
JR駒込駅より徒歩2分程度の場所にあります。
こちらでは、六義園のシンボルでもある大きなしだれ桜を楽しめます。
六義園のしだれ桜は高さ約15メートル、また幅に至っては約20メートルもあるという巨大なものです。また期間限定で夜桜のライトアップも行われるそう。昼の姿も夜の姿も、どちらも見に行きたいですね。
2. 角館 武家屋敷通り(秋田)
こちらは秋田県仙北市の「角館(かくのだて)武家屋敷通り」です。角館は「桜の町」とも呼ばれており、春には町中に桜が咲き誇ります。国の名勝・天然記念物にも指定されている桜は必見です。
そして角館の武家屋敷通りでは、しだれ桜を見ることができます。その起源は約350年前にも遡るという、由緒正しい桜です。武家屋敷の両側から垂れ下がる桜の木々と、古き良き城下町の姿が調和しており圧巻です。
3. 卯辰山400年の森(石川)
こちらは石川県金沢市にある「卯辰山(うたつやま)公園」です。北鉄バス望湖台下車、徒歩1分ほどの場所にあります。この卯辰山公園の中にある「卯辰山 400年の森」では、約250本もの桜を楽しむことが出来ます。
金沢400年の記念に植栽された「卯辰山400年の森」では、しだれ桜の他にもソメイヨシノや八重桜を楽しむことが出来ます。あたり一面に咲き誇る桜は、まさに春にしか見ることの出来ない絶景です。
4. 本山 本満寺(京都)
こちらは京都府上京区の「本山 本満寺」です。京阪電車・出町柳駅より歩いて12分ほどの場所にあります。敷地内にはしだれ桜をはじめ桜が咲き誇っており、春には桜を目当てに多くの観光客が訪れるんだそう。
山門をくぐるとあるしだれ桜は、とても大きく立派な姿をしています。このしだれ桜は、円山公園の「祇園しだれ」の姉妹樹なんだそう。祇園しだれは樹齢約90年とも言われているので、その大きさにも納得です。
10. 造幣局(大阪)
5. 大宇陀の又兵衛桜(奈良)
こちらは奈良県宇陀(うだ)市にある「大宇陀(おおうだ)の又兵衛桜(またべえざくら)」です。近鉄榛原駅よりバスで17分、そこから歩いて20分ほどの場所にありますこの又兵衛桜は「日本一のしだれ桜」とも言われているんだそう!
6. 日中線記念自転車歩行者道(福島)
こちらは福島県喜多方市にある「日中線記念自転車歩行者道」です。昭和63年に廃線になった日中線跡・約3kmの遊歩道に咲き誇る、1000本のしだれ桜が見られます。
道の両側にしだれ桜が咲く様はとても美しいです。
道の両側にしだれ桜が咲く様はとても美しいです。
こちらの桜並木の途中にはSLが展示されており、絶好の撮影スポットとなっています。SLに少ししだれ桜がかかって見える様子が、なんとも春らしくて良いですね。4月下旬には「桜ウォーク」というウォーキングイベントも開催されるそう。
7. 氷室神社(奈良)
こちらは奈良県奈良市にある「氷室神社」です。JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通の市内循環バスで約5~10分ほどの場所にあります。こちらでは、「奈良一番桜」とも言われるしだれ桜を楽しむことが出来ます。
氷室神社のしだれ桜は早咲きで、3月の中旬ごろから開花を始めるんだそう。こちらで見られるしだれ桜は、古いものでは樹齢約100年にもなるんです。毎年だいたい3月下旬からが見頃だそうなので、逃さずチェックしたいですね
8. 平安神宮(京都)
こちらは京都府京都市にある「平安神宮」です。地下鉄東西線・東山駅より、歩いて10分ほどの場所にあります。春には谷崎潤一郎の小説にも登場したという、美しいベニシダレザクラを見ることが出来ます。
普通の桜よりも濃いピンク色の桜が可愛いですね。
昨年は夜に桜、社殿のライトアップとともにコンサートが行われました。夜桜と音楽を一度に楽しめる贅沢なイベントで、多くの人が訪れたそうです。
昨年は夜に桜、社殿のライトアップとともにコンサートが行われました。夜桜と音楽を一度に楽しめる贅沢なイベントで、多くの人が訪れたそうです。
9. 合戦場(福島)
こちらは福島県二本松市の「合戦場」のしだれ桜です。
東北自動車道二本松ICより、車で約25分程度の場所にあります。八幡太郎義家と阿部貞任・宗任兄弟とが戦ったことから「合戦場」と呼ばれているんだそう。
東北自動車道二本松ICより、車で約25分程度の場所にあります。八幡太郎義家と阿部貞任・宗任兄弟とが戦ったことから「合戦場」と呼ばれているんだそう。
合戦場には2本のベニシダレザクラが咲き誇ります。
桜の手前に咲く、菜の花の黄色とのコントラストがとても美しく、春らしいですよね。そのいわれはとても古く、推定樹齢は約170年にもなるという立派な樹です。
桜の手前に咲く、菜の花の黄色とのコントラストがとても美しく、春らしいですよね。そのいわれはとても古く、推定樹齢は約170年にもなるという立派な樹です。
10. 造幣局(大阪)
こちらは大阪府北区にある「造幣局 桜の通り抜け」です毎年4月ごろ、大阪造幣局構内の旧淀川沿いの全長560mの通路を1週間花見客のために解放しているというもの。しだれ桜以外にも様々な種類の桜を見ることができる、人気のイベントです。
こちらで見られるしだれ桜は「雨情枝垂(うじょうしすい)」というものです。もともと詩人の野口雨情氏の邸内にあったことから、この名前がつけられたんだそう。その名前の通り、雨が降るようにしだれる桜はとても美しいと評判です。
期間限定のお花見を楽しんで!
いかがでしたか?日本全国で見られる“しだれ桜”をご紹介しました。是非、わずかの間しか見られない桜を楽しんでください。毎年開花時期は異なりますので、行く際は公式ページをチェックしてみてください。