$ 0 0 ロシアのウラジオストク近郊にあるウスリ湾の海岸。そこは、青や緑などのカラフルな石が無数に散りばめられています。その様子はまるで、たくさんの宝石が落ちているかのよう。太陽の光に当たると、ひとつひとつがキラキラと輝いて、とっても美しい!じつはこれ、石ではなくガラスなんです。通称「ガラスビーチ」と呼ばれているこの海岸。どうしてこんな風になったのでしょうか?光り輝くガラスビーチができた理由実はこのガラス、もともとは「酒ビン」の欠片なんです。ではなぜ、こんなにもたくさんの酒ビンの欠片がここにはあるのでしょうか?1922年~1991年、ロシアがソビエト連邦(ソ連)だった頃。その時代の人びとは、ウォッカやビール、ワインなどのビンを割って、大量に海のなかに捨てていたそうです。それが長い年月をかけて、太平洋の絶え間ない波によって、磨き続けられました。それによって酒ビンの欠片の鋭い角が取れていき、このような丸い石のような形になったとか。そして、このウスリ湾の海岸に流れ着いた、というわけなのです。私たち人間が海にモノを捨てることは良くないことですが、それが自然の力でこんな風に美しいビーチになったことには、感動してしまいます。いつかこのガラスビーチを訪れて、このもともとは人間が捨てた酒ビンの欠片を拾って、お家などに飾ってみるのも素敵かもしれませんね。廃棄物が自然の力によって宝石に生まれ変わったかも、、カリフォルニア州フォートブラッグ付近にあるMacKerricher州立公園の敷地内には、一面にカラフルなガラス玉が散らばる「グラスビーチ」と呼ばれる砂浜があります。丸みを帯びたその形状は天然の石のように見えますが、元はゴミだったそうです。 転載元: うーさんのバラ&田舎便りとトピックス
光り輝くガラスビーチができた理由
カリフォルニア州フォートブラッグ付近にあるMacKerricher州立公園の敷地内には、一面にカラフルなガラス玉が散らばる「グラスビーチ」と呼ばれる砂浜があります。